家相の考え方と実際

新築を計画している方で家相が全く気にならない、というえばウソになると思います。かといって、家相も姓名判断と同じで診る方によって違ってくるのも、また真実です。

アースカラー設計は家相診断士ではないですが、今まで会った家相診断士さんの中でいちばんしっくりきた考え方をお教えします。

詳しい家相のルールはネットでも本でも調べることができますので今回はアースカラー設計流「これさえ守れば家相は大丈夫!」という考え方を説明いたします。

 

家相を気にするなら鬼門くらいは知っておこう

以前、新築のプランをお願いされた時に「家相を守ってください」と依頼を受けたので家族の生まれ年(干支)は組み込まずに基本的な家相を守ってプランニングしました。

家相を守ると敷地の方位によっては主に水周りが分断されますので家事動線的には使いにくい間取りになる事が多いです。

その家相を守ったプランを依頼者様にお見せすると「家事動線が悪い!」と怒ってしまいました。「鬼門を避けるとこうなるんですよ」と説明しても納得されなかったので「おかしいな?」と思っていました。

後で判明したのですがその依頼主様はご自分が家相を気にした訳ではなくママ友から「家相は気にしないとね~」と言われただけだったそうです。

ですので、本人は家相家相と言いながら「鬼門ってなに?」という感じでこちらとしては、びっくりするやら、あきれるやら。そんな気持ちでした。

では鬼門ってなんですか?

表鬼門とは北東(丑寅)の方向、裏鬼門は南西(未申)の方向です。家相では表鬼門と裏鬼門を結ぶラインをとても大切にします。

風水ではこのラインを「旺気(おうき)ライン」といいます。

このラインがなぜ大切か、と良いますと、このラインが大自然の一番良い気が通る崇高な場所。「神様の通り道」と言われています。

このライン上はいつもきれいに保ってください。というのが家相の大前提です。大自然の良い気を流れるラインが汚れていては元も子もありません。

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ですので、表鬼門・裏鬼門上にトイレやその他の水周りの排水口を持ってくるのはNGなのです。

とくにトイレは家一番の「不浄のモノ」。お風呂の洗い場やキッチンの一部が表鬼門・裏鬼門にかかってもOKですが(きれいに掃除はしてください!)、トイレだけは必ず外してください。

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また家相には「玄関を鬼門上にもってこない」という有名なルールがあります。

これは、神様の通り道(良い気が流れる場所)を人間が出たり入ったりあわただしくしてはならない、という解釈だそうです。

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余談ですが玄関は家の顔。世帯主が玄関を掃除すると家の運気が上がると言われています。お休みの日にご主人はがんばって玄関を掃除してみてくださいね!

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また、外部に回っている汚水管が玄関の前を横切るのも良くありません。(めったにありませんが、実際にはありました。)玄関はお家の顔。大切な場所であることを覚えておいてください。


家相の基本は「気が流れること・滞らないこと」

家相も色々な本があり、守らなければならない事がたくさんあるように
感じてしまいがちですが、基本を覚えておけば大丈夫です。

家相の基本は「気が流れること・滞らないこと」これに尽きます。気が流れる、ということは「日当たりと風通しが良い家」ということ。

また、なぜ気が滞ると良くないか、というと、これはすごく簡単な理由で「家に湿気がこもり、それが住人に悪影響をもたらし病気になる」からです。

現に「良い家相にリフォームしてほしい」というご依頼があった場合ほぼ100%そのお家は風通しが悪く、日当たりも悪く、びっくりするくらい湿気の多い家です。そして、家族みんなが次々と病気になっていく。。。だから住人は「家相が悪いのでは?」と思い始めるのです。

逆もまた真なり、です。


これさえ守れば家相はばっちり!(アースカラー設計流)

以上の理由から、アースカラー設計では以下を守れば家相はOKと考えています。

  • 大自然の一番良い気を流す。
    (表鬼門・裏鬼門に玄関・トイレ・その他排水口を持ってこない)
  • 日当り・風通しを良くする。
  • 玄関の前(外部)を排水口が横切らない。
  • トイレのフタは使用後必ず閉める。
    (トイレは常に不浄の水がたまってますのでフタを閉める!)

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「家相」と検索すればネットでも本でも山のように情報が出てきます。そして、消費者は情報におぼれて何が正しいのかどこまで守ればいいのかわからなくなります。

信頼できる家相診断士をご存知であれば、きっちりと先生の言う通りにやればよいと思いますが「家相は気になるけど、ほどほどで」と思っている方は上記の内容だけで十分だと思います。

家相も大切ですが、家にとって本当に大切なことは「家族が楽しく幸せに暮らせること」です。ヘンに家相を守って使い勝手が悪くなっては本末転倒だと思います。

家相を見る際、気をつけること

真剣に家相を気にされる方は、必ず「真北測定」をして真北を「北」として表鬼門・裏鬼門を決めてください。表鬼門(北東)・裏鬼門(南西)ラインから右に15度、左に15度、合計30度の幅を持たせて、その範囲を鬼門ライン(風水では旺気ライン)とします。

設計事務所や建設会社が図面に落としてくる方位は「磁北」です。

真北を測ってくれる測量屋さんもありますし、日時計の原理で、正午ちょうどに棒の影が指す先端ならば、365日いつでも必ず真北になります。

そんなに真剣に家相を気になさらない方は磁北で家相を診て、表鬼門・裏鬼門を少し幅広めに考えておく程度で大丈夫だと思います。