新築時に知っておきたい照明の事

照明計画は、はっきり言って難しいです。あなたの新居の依頼先は、きちんと照明計画をしてくれますか?よくあるお部屋の真ん中にシーリングひとつ、というのが私達日本人がよく慣れている、よくある照明計画です。

しかし、情報社会の現代、雑誌やネットなどでステキな照明の写真を見て「自分もこんな風にしたい!!」と思っても家づくりのパートナーにどうやって伝えて良いかわからない。しかも、伝わらない。

そんな事がよくあると思います。

今回はそんな照明計画についてお施主様が知っておけば自力で照明計画を考えるときに役に立つ、そんな入れ知恵をしていきたいと思います。

1.照明器具はLEDのものを使おう。

さかんにTVでLED電球のCMを見ますが昨年に比べると、価格もぐっと下がり、種類も劇的に増えました。感覚としては、LED電球の照明器具が以前の蛍光灯の照明器具と同じくらいの価格になり蛍光灯の照明器具の価格がさらに下がった、という感じです。

ですので、今、新築やリフォームをお考えの方はLED電球の照明器具を採用を
お考えになるほうが良いと思います。

その理由は、なんと言っても消費電力の少なさと寿命の長さ。天井にくっついている照明器具の交換はなかなか大変です。

LED電球の寿命は40000時間と言いますが、1日8時間使うとして約13年半の寿命、ということになります。

ただ、この13年半が経つと明かりがつかなくなる、ということではなく新品時の明るさが100%だとすると13年半後は70%の明るさまで減る、ということです。

つまり、LED導入時に少し明るめのものを買っておけば照明器具が壊れない限り、放置しておいても明かりが灯り続ける。それがLED電球のすごさです。

もちろんセード(カバー)は定期的に掃除してくださいね!!

2.LED照明器具、オススメのメーカーは?

みなさんは照明器具のメーカー、どのくらいご存知ですか?関東なら東芝・関西ならパナソニック、それくらいの感覚でしょうか?

アースカラー設計が照明選びの時に見るメーカーをご紹介します。

一般的なご家庭にオススメなのは大光電機とコイズミ照明です。
価格もお手ごろでLED照明の種類も多くご希望のデザインはだいたい揃うでしょう。この2メーカーで揃わない場合は他のメーカーのカタログを見てみましょう。

ちなみに照明のカタログの最初の方のページでは照明計画の事例、照明カタログの後ろの方のページでは照明の基礎知識が掲載されています。まずは大光電機かコイズミ照明のカタログを取り寄せて一冊じっくり読んでみると、照明器具の基礎知識がつくと思います。

3.無料照明プランを上手に使おう!!

照明器具メーカーが無料で照明計画を作ってくれる「無料照明プラン」というサービスがあります。

どのメーカーも行っていますが今回はコイズミ照明の照明プランをご紹介します。
http://www.koizumi-lt.co.jp/showroom/pia/index.html

上記URLに詳細が載っていますがショールームでの申し込みと郵送FAXでの申し込みの2種類があります。

オススメはお近くにコイズミ照明のショールームがあればそこに平面図・内部展開図・外部内部パースとご自分のイメージする照明のイメージの写真や雑誌の切り抜きなどを一緒に持っていって、担当さんにあらん限りの希望を伝えてください。

お近くにショールームがなく、郵送やFAXで依頼する場合も同様に平面図・内部展開図・外部内部パースとご自分のイメージする照明のイメージの写真や雑誌の切り抜きなどとにかく情報をたくさん先方に伝えることが大切です。

平面だけ送っとこう、などと不精して間取りの情報量が少ないとフツーのプランが返ってきて、とってもがっかりした、なんてコトもあります。

設計や工務店にお家のイメージを伝えるのと同様の熱意で無料照明プランの依頼を行ってみてください。

4.ライティングレールは強い味方

お部屋に真ん中シーリングの計画は面白味も無い代わりに失敗もありません。失敗したくないけど、スポットやペンダントライトも使ってみたいし、でも、将来模様替えするかもしれないし。

そんなあなたにはライティングレールをオススメします。

店舗の天井でよく見かける照明がぶらさがっているレールです。
ライティングレール
オーデリックホームページより

レールにはレール専用のスポットやペンダントをつけることができます。そうでない照明器具も簡易取付け型のものであればアタッチメントでレールにつけられるようにすることができます。

レールは住宅の天井や壁にもつけることができます。施工は簡単で実はレールもそんなに高価ではありません。ただし直付用器具ですので、電気屋さんに工事でつけてもらいます。

ただ、天井をスッキリと仕上げたい、と思っている方にはレールのラインが少々うっとおしい、と感じるかも知れません。

5.照明にこだわりたい方はこの本を読もう!

照明計画を真剣に考え、こだわりたい方。「美しい照明はこうやって作るんだ!」という流れを知っておきたい方。この本を是非お読みください。

「高木英敏の美しい住まいのあかり」

高木さんは大光電機の照明計画チームのボス。照明計画の入門書なのですが、とてもわかりやすいので一般の方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

美しい照明はもちろん、ダメな照明計画の写真も掲載されていて、とってもおもしろいですよ!!