高齢者向け返済特例制度(リフォーム融資)

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主婦で一級建築士の土肥です。

 

家をいじるということは、お金がかかります。数万という単位でなく、数十万から数千万というお金です。普通の方はそんなに気安く右から左にぱっと払える金額ではありませんよね。

 

先日あったご相談です。

 

両親が老後のために手持ちの現金で買った土地付家で、子供達はそれぞれ離れて暮らしているので、両親だけで住んでいる家だが、築40年くらいで阪神大震災も受けていて、本当にボロで階段を上り下りするだけで家全体が揺れる感じがする。

 

今後、また何か災害があって家が潰れたら、と思うと怖くて孫をお泊りで預けるのも気が引けるくらいなので、耐震改修をしたいのだけど、両親は手持ちのお金で買った家なのでこれ以上この家にかけるお金もないし、かける気もないし、年金生活に入っているのでローンも組めない。私達子供はどうすればいいですか?

 

というご相談でした。

 

基本的には、このご両親の家(土地)を将来どうするのか、子供達のどちらかが将来戻ってきてこの土地を引き継ぐのか、帰って来る当てが無いのなら、将来は売り払うのか、によってお金のかけ具合も予算の出所も変わってくるので、まずは、家族で話し合ってほしい、とは伝えました。

 

親の家(実家)に関する事は、子供達は心配でも、今の状況を変えたくない親は聞く耳を持たないことが多く、たいがいは家族ぐるみで大モメします(笑)。

 

ただ、このご相談の要点は「両親の家の耐震性が心配」ということで、耐震改修を行い、あとは予算を確保して工事を行えばクリアということになりますので、その方法をお教えしました。

 

こんな制度、ご存知ですか?

高齢者向け返済特例制度(リフォーム融資)

 

年金生活者が安全な家に住めるように、バリアフリー改修と耐震改修の工事を行う時に使える超低金利のローンです。

 

これならば、あまり子供に迷惑かけなくてもいいですし、60歳のご両親ならばあと20年は軽く人生残ってますから安全な家で家族みんなで安心して暮らしていただけたらなと思います。

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