第三者間取りチェック(セカンドオピニオン)実施!

【レトロ・アンティーク・間取り相談・二世帯住宅・豊中・北摂・大阪・関西の女性建築家(設計士)】

 

主婦で一級建築士の土肥です。

 

お盆直前に吹田市から「間取りのセカンドオピニオン」を受けに、お客様T様がアースカラー設計にご来訪されました。

 

またまた遠くからありがとうございます!!

 

今回はめずらしく、ご主人だけの面談です。奥様はあまりお家に興味がない、とのことで一般的なご家庭とは真逆な感じでした。

 

かといってご主人が家事をやっている訳ではないようですので、とっても興味深くお話をお聞きいたしました。

 

T様は条件なしの土地をご購入されて、ハウスメーカー3社にプラン見積もりするも、3社ともほぼ同じようなプランだったそうです。

 

その後、地元の建設会社から紹介してもらった一級建築士(男性)に図面を描いてもらうも気に入らず。

 

といっても、この建築士、建設会社の下請けですので一般的な設計事務所との家づくりとはぜんぜん違います。(下請けの設計単価は恐ろしく安いのでそれなりの対応、という感じ?)

 

結果的に、T様の家づくりは条件付き土地の場合の家づくりのようになってしまっています。

 

建築士にやる気が無い、とあきらめてしまったT様はご自分でバリバリ間取りを描き進めていました。

 

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こんなに描いて。。。実はこの倍ほど間取りがありました。

 

基本、男性で家にこだわる方は自分で間取りを描くのが好きです。T様もその部類ですので、特に苦痛ではないようですが、なにせ相談する担当建築士に不信感を持ってしまっているようですので、他の建築士(土肥)にわからない事などを聞きたかったそうです。

 

・間取でおかしなところはないか
・収納は足りているか
・男のロマン的なT様のアイデアは実際できそうか?

 

などをご説明しました。また、ご自分で間取りを描く場合の構造的に注意すべき点などもお話しさせていただきました。

 

素人さんが間取りを描くと1階と2階の架構の整合性を無視したパズルのようになるのです。

 

T様、なかなか良い間取りを描かれているのですが、ご自分で描かれた間取りを担当建築士にきちんと図面に上げてもらうと、なぜか、その間取りががきちんと反映されていないことが多いのです。(今までの経過の図面を全て見せていただきました)

 

これは担当建築士がずぼらなのか多忙すぎてポカが多いのかそれとも双方のコミュニケーションが足りないのかよくわかりませんが、上手くいってない事はたしかです。

 

3時間T様とあれやこれやお話させていただいて、収納も使い勝手も申し分ないプランにまとまりました。

 

昨日、T様にチェックシートとレポートを送信いたしました。またわからないことがあったら、どんどんメールください!間取り完全決定までのメール相談は無料です。

 

これをきっかけに担当建築士ときちんと話ができるようになると良いですね。

 

色々な理由でセカンドオピニオンにいらっしゃるお客様。間取りのセカンドオピニオンを上手にご利用ください。

アースカラー設計のブログをお読みいただき、ありがとうございます!

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