設計メニューに「バリアフリー住宅」を追加しました。
【レトロ・間取り相談・家相診断・バリアフリー住宅・関西・福岡の女性建築家(設計士)】
主婦で一級建築士の土肥です。
先日、3年前に自活車椅子リフォームをした実家に戻り、下半身不随で車椅子生活の兄に「もっと家を使いやすいくするには、どうした方が良いか」などお話をしながら、家のメンテナンスをしていました。
実家はネコの多頭飼いなので、それだけでも色々と人間の行動が制約されることが多いのですが(なんでも壊し汚す(泣))、それでもなんとか後期高齢者+車椅子+ネコ様の生活は続いております。
しかし、やはり後期高齢者と車椅子の人間だけでは「重い物を運び、車椅子の人間が使える場所に設置する」「ネコのトイレ13個を毎日清潔に保つ」「水回りの掃除」などが行き届かず、1か月ごとに実家に帰るのですが、毎度強烈なアンモニア臭いにドロドロの床、散乱するダンボールの処理に追われて筋肉痛になります。
84歳の母は娘が狂ったように掃除するのを「申し訳ない」と思いながらも、自分はしんどくて掃除できないので「もう掃除はやめてくれ」と言うのですが、クサイキタナイ実家に帰りたくないし、家族やネコの健康状態や家の衛生状態も気になるので、無視して掃除していましたが、そろそろ母が嫌がる事+自分にとってしんどいことは、やめようと思い、「お金を出した他人に頼むのであれば、気にならなくなるだろう」という考えで、シルバー人材センターにネコのトイレ掃除・床の清掃・ダンボールのゴミ出し等、家族では処理できない内容をお願いすることにしました。
高齢者は体力・気力・判断力がなくなっていきます。あんなに気が強く聡明だった母も、知らないうちに必要のないモノを買わされたり、必要のない保険の契約をさせられたりと、心配な事ばかりになってきました。
しかし、家族だけで解決しようと考えると、家族の誰かに重く負担がのしかかります(我が家の場合、離れて暮らす健常者の自分)。赤の他人に上手に頼ると言う事は、本当に大事です。役所は助けてくれません(これは経験済み)。高齢者や車いすでの生活のサポート情報などの経験談を、今後は発信していきたいなと思います。
そんな訳で、「バリアフリー住宅」が設計メニューに加わりました。ただのバリアフリーではなく「車椅子(自活・介助共)も高齢者も健常者も快適に暮らせるハード・ソフトにこだわるバリアフリー住宅設計」です。
車椅子・後期高齢者を家族に持ち、リアルに色々と目の当たりで苦労している女性一級建築士にご相談ください。
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