リビング南向きの検証

福岡、久留米、北九州、大阪北摂の女性一級建築士事務所

主婦で一級建築士の土肥です。

 

弊所の福岡久留米事務所は南西向き、大阪箕面事務所は南東向き、福岡北九州事務所は平屋3面窓の何とも言えない真南向きです。結論から言いますと、個人的には南東向きの空間が最高!です。

 

南東方向 冬の朝8時この写真は冬の朝8時の大阪箕面事務所。朝日が入る南東部屋は「さあ、今日もがんばっちゃうぞ!」という気分になります。

 

南といっても角度があるので細かい検証は大切です。南東は朝日が入り14時くらいには部屋には陽が入らなくなる。南西は夕方まで暑いし、真南は朝日が入らない。

 

「リビング南向き」が住宅の基本になっている風潮がありますが、個人的には「一番皆さんが時間を長く使う空間は南東が良い」と考えています。それがリビングなのかDKなのかはライフスタイル次第でしょうか。

 

家相で言うと「南東=巽の方向」に玄関があるとすごく良いとされていますが、居住空間に当てた方が絶対に快適な家になると確信しております。

 

弊所では「間取りのセカンドオピニオン」というサポートを行っていますが、本当によく持ち込まれる間取りが「1階南向きリビング、どう見ても陽があたらんやろ!」です。

 

日が当たるか当たらないかを素人ではわからないであろうことは置いておいて家づくりのプロとされている建設会社やハウスメーカーが日が当たるか当たらないかを検証もせずに「1階南リビングにしておけばいいや!」と適当にプランニングしていることが腹立たしい。

 

建築と言うのは敷地条件で間取りが決まってしまうと言っても過言ではないので、「リビング南向き」という一般的な概念は心のどこかに置いておいて、その敷地の日当たり・風通し・周りの建物の状態などを総合的に判断して間取りを決めることが大切です。

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