足の裏の米粒、ふたたび
福岡、久留米、北九州、大阪北摂の女性一級建築士事務所
主婦で一級建築士の土肥です。
一級建築士という資格の特徴を表すのによく使われる言葉。
「足の裏の米粒」 その心は 「とっても食えないけど、とらないと気持ち悪い」
資格というのはどれも持ってないと意味ないし、持っているからと言ってその業務に精通している方々ばかりでもないというのは共通だとは思います。ちなみに建築士は持ってないと生業として設計業務はできません。建築物の設計というのは建築士の独占業務だからです。
「とっても食えない」というより「設計というのは膨大な量の色々を設計セレクト監理してやっと現場が納まるので、時給にするとコンビニ並みになる」のが日常茶飯事だったりします。でも、設計が楽しくてついついやりすぎて、のループです(笑)
そして「足の裏の米粒」と呼ぶにふさわしい資格をまた取得しました。その名も「マンション管理士」
毎年10%くらいの合格率でけっこう難しい試験の一つです。が、これは独立開業して食える資格ではないなぁと思います。独占業務もありませんし。主にマンション管理会社の社員さんが管理業務主任者資格の上位クラスの資格として取得しています。
では、なぜ取得したのかといいますと、まさにマンション管理のコンサルを仕事としてやっているからです。長期修繕計画の見直し、マンション劣化診断、大規模修繕巡回チェックなどを「さくら事務所関西」所属の建築士として行っています。
マンション管理の現場で言われるのは「もちろんマンション管理士資格はお持ちですよね?」
・・・一級建築士ではダメでしょうか?
さて、ここで「とらないと気持ち悪い」が発動し、資格取得に至りました。
マンション管理士は不動産系の資格ですが、マンションと言う巨大な共有物の色々をアドバイスするため建築知識も求められます。
これから築25年を超えるマンションがたくさん出てきて、修繕積立金が足りない!どないすんねん!誰か専門家に相談したい!!というニーズが高まってくると考えられます。
その時に困っている管理組合様のお役に十分立てるように、建築のことだけではなくマンション管理に関してもさらに学んでいかなければと思う、資格を取得してしまった者の責任をヒシヒシと感じます。
「うちのマンションの大規模修繕これでいいの?」「修繕積立金が足りているか心配」などございましたら、さくら事務所関西にぜひご相談ください。あなたの元に女性建築家が召喚されるかもしれません!
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