ご家族のモノの量と収納パターンを把握できてますか?
福岡、久留米、北九州、大阪北摂の女性一級建築士事務所
主婦で一級建築士の土肥です。
家づくりの失敗としてよく聞くのが「収納が足らない」です。
「収納が足らない=リビングやキッチンにモノがあふれている」ということに他ならないのですが、何が原因でこうなるのでしょうか?
基本フツーに考えると、収納容積以上の持ち物があれば当然部屋にあふれます。もう一つ考えられるのは、使いにくい所に収納が集約されていて(例えば2階)結果、よくモノを使う所(1階リビング)に置いてしまい、モノがあふれた状態になる、ということです。
収納というのはモノを使う場所に適度な容積を確保しないと絶対にモノがあふれます。ご家族ごとでも収納パターンが違うので、家づくりをする時は「モノの量」「ご家族全員の収納パターン」を把握する必要があります。
奥様が「隠す収納が好き」でご主人は「すぐに手に取れる場所にモノを置いておきたい=収納には片づけない」のご家庭はものすごく多く、毎度意見が折り合わずバトルを繰り広げています。
こういう時はどうするかと言いますと「それぞれ妥協してもらう」になります。
ご主人が座るすぐ横にご主人用の収納を作り「極力ここに入れるように努力してもらう」。
奥様には「ご主人がモノを散らかすが、すぐ横に収納があるので、自らご主人のモノを片づけるのは不本意だろうが収納が近いのでマシと思ってください。」となります。
それぞれ妥協しないご夫婦は永遠の平行線で家づくりは全然進まず、家づくりをやめたご家族もいます(リアル体験談です)。
家づくり時に家族と向き合い意見を調整するのは身内だけに非常に面倒くさくケンカになる事も多いので、設計のような第三者を挟んでの調整はとても効果的です。
ただ、モノの量の把握やご家族の収納パターンの把握に力を入れてくれる家づくりの業者は少ないので、ヒアリング力が高く収納計画を提案してくれる家づくりのパートナーを選ぶようにしてください。
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