モノが多い部屋をステキな部屋にする順序(1)
【レトロ・アンティーク・間取り相談・二世帯住宅・豊中・北摂・大阪・関西の女性建築家(設計士)】
主婦で一級建築士の土肥です。
先日、工務店さんから「助けて」コールがありました。
どうしたのかと思ったら
「モノが多すぎるお宅のリフォーム相談なんだけど、あまりにモノが多すぎて、話が進まない!」
だそうです
来月頭にお客様(お母さん)にお会いしてきます。女性同士じゃないとできない話もありますし。工務店さん(男)は押入れの中も見せてもらえなかったそうです。
これはとってもよくある事なのですが
多くの方々は「リフォームしてどうにかしてもらえば、モノを捨てなくて済む」とお考えですが
現実は「モノを整理して捨てないと、お部屋はすっきりしない」ということです。
たしかに、作り付けの収納は効率よくモノを収納することはできますが、リフォームで作り付けの収納をつくったからといってモノがドロンと姿を消すわけではない。部屋の容積が増えるわけでもない。(もちろん、自分の居場所を狭くして収納をたくさん作るのなら別ですが)
ただ、リフォームというのは
私(設計)のような、話をじっくり聞いて収納や使い勝手を提案してくれる人や
工務店さんのような、普段自分ではどうにもならない荷物を捨ててくれる人が自分の生活の中に関わってくれる、という事なので
「モノを整理して捨てる大大大チャーッンスッ!」到来なわけです。
一人じゃないって~ステキなことね~
あともう一つ、よくある事。
モノで人の居場所も無いほどなのに
「どんな家具を置いてどんなレイアウトにすれば、かっこいい部屋になりますか?」
と聞く方。
こういう方の質問に下手に答えてしまうと、この方はたいがいの確率でモノをどうにかする前に先にかっこいい家具を買ってしまうのです。そして、家族のひんしゅくを大いにかいます。
なので教えません
モノを整理して捨てない限り、まずはレイアウトもできませんし、かっこよくもなりません。
でも、気持ちはすっごくわかります。
いつもモノに埋もれてヘキヘキとしている。どうにか簡単に何とかしたい。ってずーっと思ってるんですよね。
残念ながら簡単にはどうにもならんとです・・・
仕方がないのでまずは腹をくくって、ステキ部屋を目指しましょう
この記事は続きます。次はどうすれば「ステキ部屋」が作れるか、をお話します。
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この記事は続きの記事です。
モノが多い部屋をステキな部屋にする順序(1)この記事です
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