第三者間取りチェック(セカンドオピニオン)実施!!
【レトロ・アンティーク・間取り相談・二世帯住宅・豊中・北摂・大阪・関西の女性建築家(設計士)】
主婦で一級建築士の土肥です。
今日は「間取りのセカンドオピニオン」で、お客様がアースカラー設計にお越しになりました。
わざわざ大阪からありがとうございます!!
お客様は平日はお仕事なので土日に・・・。というご希望から(普通の方はそうですよね!!)土曜日に実施いたしました。
【ご相談の決定的な理由は?】
ハウスメーカーのプランがこちらの要望を無理やり組み込んだ感じで、うーん…。自分でプランを考えても敷地にはまらないし。
M様は某大手パワービルダーにご依頼予定です。営業さんはとってもマメで親切で熱心で気に入ってるんだけど、プランは全然ダメ!ということでした。
さて、早速事前に郵送しておいたヒアリングシートを書き込んでいただいたものを確認します。
ものすごく、あっさりしたヒアリングシートです。(多くの方はこのシートが真っ黒になるまで書き込まれます)お客様は生活のイメージを明快に持っていらっしゃいました。
敷地の写真も確認。悪くない周辺環境です。特に北側の景観が良いので活かしたい感じです。
さて、プランを確認しましょう。
・・・うーん?
お客様に「このヒアリングシートに書かれていることは営業さんに伝えたんですよね?」と聞くと。
「同じことを伝えてるけど、なんか全然伝わらなくて」だそうです。
ざっと気になる所をあげるとこんな感じでした。
・キッチンのそばに食器棚と家電棚が置けない。
・洗面所がいびつな形で面積を取っているわりには使えない。
・洗面所への動線が悪い。
・ベッドが置けない。もしくは置くと掃き出し窓から出られない。
・建物の配置はできるだけ北側に寄せたほうが良い(採光の関係)
そして、少ないご要望が通ってない部分もあり。
その後は「ダイニングって空間は必要ですか?」「洗濯機は洗面と台所ではどっちがいいですか?」など、少し細かい詰めをしました。
今回の某パワービルダーのプランは間取り以前に土肥の中ではゾーニングがアウト(←致命傷)だったので細かいゾーニングの決定までをおよそ3時間で行ないました。
「今、スッと私の中に落ちた。この感じでいきます。」とゾーニングプランを清書している土肥の横でお客様がつぶやきました。
あっ、よかったです!!我ながらかなり良い感じだと思います(自我自賛)
あとは防犯上の注意点やガスか?電気か?というお話をして本日のセカンドオピニオンは終了です。
お疲れ様でした!!
集中してやってしまったので3時間ぶっ通しでしたね!M様お疲れ様でした!!
がんばった後はおやつタイム
雑談をしながらセカンドオピニオンの感想を少しいただきました。
【この内容でこの価格は高い?妥当?安い?】
・妥当だと思う。
【そう思う理由は?】
・プランですごく悩んでたけれど、すごく納得してスッキリして帰ることができる。納得して帰ることができるなら、この価格は妥当だと思う。
逆にお客様から「セカンドオピニオンってたくさんありますか?」と聞かれたので
「建ててしまった後に「失敗しました」って相談の方が圧倒的に多いですよ。」とお答えしました。
「どうしてこういうサービスを利用しないのかな?」とおっしゃるので
「まずはお金かけたくない、というのが大きな理由で次に「建設会社はプロだし、ヘンな事するわけない」と建ってしまって気がつくまで信じてるからです」
とお答えしました。
「そんなにみんなは自分に自信があるのかな?家を建てた経験なんて今までほぼ無いわけだから、ききたい事、わからない事をプロに相談できるんなら、高くないと思うけどなぁ・・・」
と、非常にありがたいお言葉をいただきました(泣)
「また何かあったらメールくださいね~」と瀬田駅までM様をお見送りしました。
一度セカンドオピニオンを受けていただいたら、その後のメールでのご相談はずっと無料です。
良い家が出来上がる事を心からお祈りしております!!某パワービルダーの営業さん、プランがんばって~!!!
皆様も上手に「間取りのセカンドオピニオン」をご利用ください。
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