第三者間取りチェック(セカンドオピニオン)実施!
【レトロ・アンティーク・間取り相談・二世帯住宅・豊中・北摂・大阪・関西の女性建築家(設計士)】
主婦で一級建築士の土肥です。
間取りのセカンドオピニオンで、西宮市からはるばるS様ご夫婦がいらっしゃいました。以前、西宮市で土肥が住んでいた家からちゃりんこ圏内というなつかし~い場所からのご来訪でした。
【ご相談の決定的な理由は?】
提出されているプランがあるけれど、なんかしっくりこない。プランを自分たちでは決められないのに、1週間後には間取りを決めてほしいと建設会社に言われて、あせって困ってしまったため。
今回のお客様S様は建築条件付の土地をご購入。その土地を先に手付けをした方のローンが降りず、キャンセル待ちから心の準備もしないうちに、土地がいきなりS様の手に入ってしまい、どんなお家が良い、とも考えがまとまらないうちに、どんどん間取りづくりが進んでしまったそうです。
さて、今回もヒアリングシートを記入していただきました。
今回もあっさりしたヒアリングシートです。奥様がかなりしっかりと家づくりのイメージを持っていらっしゃいました。
S様いはく
「設計さんは良い人なんだけど、言った事が伝わらなくて図面に反映されない。言っても言っても反映されないんです。希望も設計さんに押し切られて切り捨てられたり。」
だそうです。
逆に設計のオススメを押し付けられたり(笑)(あー我が振り直せ、だなぁ・・・)
設計も納得する間取りを出してくれない。自分たちでも決められない。すごく困ってしまって、モヤモヤしていたそうです。
今回は約4時間S様のモヤモヤを解決していきました。
間取りのことだけではなく
・確認申請提出までに何を決めておかないといけないか
・この敷地の通風と窓の配置や窓の種類の選び方のコツ
・ゴミ置き場の確保や食器棚のサイズやメーカーなどの具体的な検討
・照明器具をすこしだけ紹介
・日当たりと庇(ひさし)の関係の説明
・家相を少し
・標準仕様で選ぶべきメーカーとチェックする点
・構造のこと
などなど、たくさんのお話しをさせていただきました。
やはり3時間経つと、お客様がフラフラしてきましので(笑)おやつタイムを挟みながらの延長戦。すべてのモヤモヤを解決しました。
ご主人様は
「実は自分が仕事が忙しくて、家内に家のことは任せきりでした。今日、初めて家内と家のことをじっくり話したんですよ。」
奥様は
「あー、なんか、すごくスッキリした!悩んでいた間取りも決まってよかったです。」
第三者のプロが一緒の方が話が進むかもしれませんね☆
明日、建設会社と打ち合わせだそうで、本日、間取りのチェックシートとレポートをS様に送信しました。
間取りは隠しています☆
アカペン先生(土肥)が真っ赤に注意書きを入れています。
写真以外にも関係のある資料や写真を送信しています。
以前は写真のような手書きではなく、イラストレーターなどのソフトで、きちんときれいに仕上げて提出しようと考えていましたが、今後は手書きのチェックシートにします。
なぜかというと、前回のセカンドオピニオンのお客様が、土肥の手書きのチェックシートを「友達に書いてもらった」と言って見せたそうで、とてもすんなりと家づくりが進みはじめたそうです。
今回のお客様も土肥の手書きのシートを直接担当さんに見せて、「家づくりに詳しい友達に書いてもらった」と言えば、より伝わりやすいかな、と考えたからです。
間取りに悩んでモヤモヤしている方。
自分では決められない方。
担当の設計が決めてくれない方。
家づくりの色々なことも含めて知っておきたい方。
どうぞ上手に、間取りのセカンドオピニオンをご利用ください。「家づくりに詳しい友達(という名の一級建築士)」が、誠心誠意お答えいたします。
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