なぜ、測らない?部屋を。

【レトロ・アンティーク・間取り相談・二世帯住宅・豊中・北摂・大阪・関西の女性建築家(設計士)】

 

主婦で一級建築士の土肥です。

 

皆さん、家具の購入で少なからず失敗したことがあると思います。

 

イケア調べによりますと

 

約70%の方が「家具を置くスペースの寸法を知らずに家具を購入している」

その結果、約14%の方が「家具の大きさを失敗して買っている」

 

だ、そうです。

 

ほとんどの方がスペースを把握してないのに、家具の購入失敗が14%というのは、皆さん、なかなかカンがするどいな。と思ってしまいましたが(笑)

 

14%の家具の大きさの失敗の、おそらく99%は大きな家具を買ってしまったのだと思います(想像ですが)

 

お部屋の通路が狭くなって、家族が渋滞して「ああ、うちの家はなんて使いにくいんだ!」と思ってしまっていることでしょう。

 

イケアとはいえ、数万は出して家具を買っているワケですので、そんなにすぐには捨てられません。5~6年間は「なんて使いにくい家!」でガマンすることになります。

 

いつも不思議なのですが。


なぜ、測らない?部屋を。
家具を買うのに。なぜ?


アースカラー設計のお客様は、皆様メジャー(スケール)と仲良しです。もしくは「家具を勝手に買うな!!」という言いつけを守り(笑)必ず、土肥に家具のご相談をしてくださいます。

 

家具の大きさを決めるのは「部屋の大きさ-家具の大きさ>通路巾」です。

 

部屋を測って、家具をどのようにレイアウトするか考え、家具の周りの人の動き(通る・座る)を考え、「座る・通る」をしても狭くない家具のレイアウトになっているか。

 

十分考えてから、お買い物に行きましょう!!

 

イケア調べの14%「家具購入失敗」の方々以外にも、「完全に失敗ではなかったけれど、なんか狭い」という方はとても多いと思います。

 

家具屋さんでなんとなく「これくらいなら入るわ」というのは、運が良くない限り、おおかたは失敗で終わりますよ。

 

自分では測らない、でも、失敗はしたくない、という方は、家の間取り(きちんとした部屋の寸法入り)の図面を家具屋さんに見せて「この部屋に入れて使いやすい大きさを教えて」と言うと、色々とおしえてくれると思います。

 

家づくりを始めよう・家具を買い換えたい!と思っている方。まずはメジャー(スケール)とお友達になることから始めましょう!!

アースカラー設計のブログをお読みいただき、ありがとうございます!

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