「プロだからきちんとしてくれてるはず」と思うな
【レトロ・アンティーク・間取り相談・二世帯住宅・豊中・北摂・大阪・関西の女性建築家(設計士)】
主婦で一級建築士の土肥です。
アースカラー設計の人気メニューとして「間取りのセカンドオピニオン」があります。
これは設計は他社なんだけど、どうしても納得できない、でも様々な理由で(条件付きの土地・もう設計契約してしまって今から解除すると違約金がハンパない)今更後戻りできない、という方の駆け込み寺です。
先日、行ったセカンドオピニオン。ご主人は「このプランでばっちりだと思う。このままいくつもり。」と飄々としていました。実は奥様が不安だったようです。
さて、チェックしていくと出てくる出てくる。
「動線が集中する狭い通路に洗面台はイラっとしますよ」
「ここ、通路狭すぎて、お手伝いしてもらえなくなりますよ。松葉杖でもNG」
「ここに扉があると机置けなくて、結果お金を出したのに開きっぱなしの扉になりますよ」
「50センチ先がブロック塀なのに、どうしてこんなに大きな窓なんですか?」
「収納量が今お持ちの家財の半分以下です。子供部屋予定地が納戸になったり、親戚が集まる予定の和室がタンスだらけになったりしますよ」
「ウォークインクローゼットの部屋が実は畳1帖分の収納しかないって気が付いてましたか?」
まだまだ色々おかしな事がありました。実はこれ、超大手ハウスメーカーのプランのチェック内容です。
覚えておいていただきたい事は「プロだからきちんとしてくれているはず、と思わない」ことです。
基本ハウスメーカーは収納の量が足りるか、手持ちの家具が問題なく置けるか、などは全然考えてくれません。ハウスメーカーは自分たちの売りやすいようにしか売りません。なので、消費者は自ら考え、確認し、ハウスメーカーの担当に指摘するしかないのです。
家づくりで失敗したくないのであれば、自分で確認することを大前提としてください。
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