「なぜ」は大切なキーワード
【レトロ・アンティーク・間取り相談・二世帯住宅・豊中・北摂・大阪・関西の女性建築家(設計士)】
主婦で一級建築士の土肥です。
よくある事ですが。「なぜ、それを選ぶのか」を考えずに、形のあるものに飛びつく。そして失敗する。理由は様々で「〇〇さんが良いって言ったから」「プロが言うんだし、そうだと思ったから」。
自分も普段の生活で「あっ、やっちまった!」と思う時は、信頼できる人の助言を「鵜呑み」にして行動をとってしまった時です。
信頼する人を「疑え」と言っている訳ではなく、まず「自分で考え、理解し、咀嚼し、そして意思決定せよ」という事ですね。失敗は全て自己責任です。〇〇さんは「良かれと思って言ったこと(でも、他者にとって本当に良い方向になるかどうかは、わからない)」。
アースカラー設計では、お施主様に「自ら考えてもらうこと」を大切にしています。これは、お施主様にとって、けっこう大変でツライ作業ではあるのですが、自分は何を望んでいるのか、優先順位は何か、どんな風に暮らしたいのか、考えていただいています。
間取りや工法を考えるのは、もちろんプロである女性一級建築士ですが、「形にしたい想い」がはっきりしてないと、設計もぼんやりとしてしまい、結果、後悔する間取りになります。
経験から言うと、「自分の想いがはっきりしない方」はプロでもその方にばちっと合った間取りが思い浮かびません。なぜならば、お施主様自身が「〇〇さんちより良い家にしたい」「あの雑誌の間取りはこうだった」という「自分ではなく他者の事」ばかりお話するからです。
設計事務所には「1.非常にこだわりの強い方」か「2.自分でどうしても考えが整理できず、でも失敗したくない方」のどちらかが設計依頼してきます。1.の方はパッと間取りが浮かびますが、2.の方はきちんとお話を聞いて、ご自身とご家族が何を大切にされているのか、を、はっきりさせてから設計に取り掛かります。
だからでしょうか。アースカラー設計の家づくりの進め方を「コーチングみたい」「読心術のようだ」と言われることがあります(笑)
これから家づくりをする皆様に覚えておいて欲しい事は「自分が何が好きで、何を大切にしていて、どんな風に暮らしたいか、「なぜ」そう考えているのか」。それらをはっきりさせてさえいれば、家づくりは半分成功といえます。
あと半分の成功の秘訣は「そのご自身の考えをきちんと反映させてくれる、家づくりのパートナーを選ぶ」ことです。
「なぜ」は大切なキーワードです。ご自身の「なぜ?」に丁寧に答えてくれる家づくりのパートナーを探してくださいね!!
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