【家づくり後悔ランキング8】家本体に予算をかけすぎ、外構が数年間ほったらかし
【レトロ・アンティーク・間取り相談・二世帯住宅・豊中・北摂・大阪・関西の女性建築家(設計士)】
主婦で一級建築士の土肥です。
よく「家づくり失敗しました(泣)」という方のお話を聞き、とても残念になります。建ってしまってからは助けてあげることもできません。
そこで、消費者の皆様への注意勧告として「よく聞く失敗内容」をランキングしてみました。
「家づくりの失敗」のあるあるランキング8
1.リビングに日が当たらない・暗い
2.家事動線が悪い・暮らしにくい
3.風通しが悪い
4.寒い・暑い
5.収納が少ない・適材適所にない
6.オシャレにしたつもりが、なんか違う
7.窓が大きすぎ・隣と同じ位置にある
8.家本体に予算をかけすぎ、外構が数年間ほったらかし
今回は第八位「家本体に予算をかけすぎ、外構が数年間ほったらかし」について。
【特徴】
家の予算を考える時、工務店やハウスメーカーは「外構の予算はだいたいこれくらい」と100万円~300万円と資金計画書に書いてくれています。が、本体工事の予算が膨らみ、「外構100万円でいいや」となっていき、いざ外構の設計に入ると、やはり200万円~300万円かかる、ということが分かり、お金が貯まるまで外構工事がほったらかしになる。
【回避策】
よく一般の方は「100万円で外構作ってください」と言われます。が、100万円で外構というと、駐車場土間(30万)、車用門扉+人間出入用門扉(30万)+カーポート(30万)+消費税で終わりです。レンガでオシャレに、や、かわいい門柱にオシャレなポストにも手が届きません。こだわった外構にしたい方は300万円の外構工事費を予算取りしておいてください。全然こだわりなく、「車1台分の駐車場(コンクリート土間)+アコーデオン門扉でOK!」という方は外構工事の予算は100万円で大丈夫です。
【アドバイス】
なぜか一般的には家の本体工事と外構工事を別々に考えるので、家の外観と外構がちぐはぐでカッコ悪くなっているお家をよく見ます。できれば、本体工事(家の設計デザイン)と一緒に外構の設計デザインをしてもらいましょう。そして家の工事金額と並行して外構金額を出してもらえば、家づくりの総予算の中で何をこだわるのか、何を妥協するのか、じっくり考えられます。
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