間取りは「イロハのイ」に過ぎない。

【レトロ・間取り相談・家相診断・バリアフリー住宅・関西・福岡の女性建築家(設計士)】

 

主婦で一級建築士の土肥です。

 

よく間取りが決まった後に「間取りも決まったし、いつ家ができあがりますか?」とお施主様に言われますが、間取りは「イロハのイに過ぎない」です。これは一般消費者が「家=平面」だと思っているのだと考えています。残念ながら、建築は立体です。高さ方向の設定は重要ですし、デザインに係る素材感などの質感選択も重要です。

 

間取りについて

 

アースカラー設計は設計事務所なので、設計しかしません。工務店は普通は設計はしませんが、工務店でも自社に設計を抱えていたり、設計を外注する会社も多いです。いわゆる「設計施工」の会社です。この方式が日本のほとんどです。

 

設計施工の工務店のほとんどが、お家の仕様(メーカー既製品や既製品でなくても決まった内容)が決まっています。つまり、間取りが出来ればあとは決められた仕様でお家が出来上がり、商品はほとんど選べない、という感じです。なぜそうするかというと、仕様を一つ一つ選ぶ行為というのは、とてつもなく時間がかかり、大変だからです。決まった仕様以外の商品を選ぶとプラスオプション代金が必要になったりしますが、あまり使わない商品は仕入れ値が高いので、ごくごく当たり前のことです。

 

逆に設計事務所というのは仕様をお施主様に合わせて一つ一つ選びます。なので、設計にかかる時間の約7割が仕様選びの打ち合わせの時間です。どこに家具を置くのか?コンセントの高さは?使いやすい棚の高さは?どんな質感の壁・床が良いか?キッチンはオーダー?既製品?既製品でもどこのメーカー?キャビネットの組み合わせはどうしよう?タイルはどう張って目地は何色?ここは何を入れる収納か?などなど。

 

ですので、間取りが決まっても気を抜かず、「建築は立体なんだ。高さ方向の設定やコンセント、自分の好みの住宅設備や壁・床の素材選びこそ、家づくり本番で大切なのだ」だと、ぜひ覚えておいてください。

 

間取りは「イロハのイに過ぎない」です。

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