みんなが使いやすいキッチン空間とは
【レトロ・アンティーク・間取り相談・二世帯住宅・豊中・北摂・大阪・関西の女性建築家(設計士)】
主婦で一級建築士の土肥です。
LANを無線に変えました。
前回のルーターも無線用でしたが初期不良だったようで、ずっと有線でした。(初期不良に気がつかず、4年も使ってました(笑))
無線LANにするともちろん配線が1本減るのでスッキリするのですがなんといっても「どこにいても通信できる」のが最大の魅力です。
我が家は2DKの狭い家ですが
・テレビの前のちゃぶ台
・日当たりや風通しの良いダイニングのテーブル
・静かで寝っころがれる和室
季節によって、朝夕の時間帯によってネコや公園のハトのように、居心地の良い場所を求めて移動します。
今回のきちんと使える無線LANの導入は常に茶の間にいた旦那さんが(ルーターのそばでしかPCが使えなかった)「ダイニングのテーブルでパソコンしたい」というご要望からでした。
我が家で1年中快適なのはダイニングなのです。
ダイニングでPCが使えるようになった旦那さんはダイニングでPCを使いながらなっなんと!自分でお茶を入れ始めました。(キッチンが近いため)
そっか
今まで「お~い、お茶ちょうだい!」って言ってたのは茶の間から立ち上がるのが面倒くさかったからだ!!
そう考えると
リビングとダイニングを分けずに居心地の良い空間を作って壁付のI型キッチンにして(空間も有効に使えるし)誰でもぱっとアクセスできる使いやすいキッチンにするとみんなが自立してキッチンを使う確立が上がるんだな。と人間観察を経て確信しました。
主婦的には対面キッチンがいいのですが(シンクがお客様に見えるのがイヤ)キッチンへのアクセスしやすさも捨てがたい。
そういえば以前「対面キッチンにしたい!」と奥様からリフォームのご相談を受けた時、ご主人様が「対面キッチンは回りこまないといけないからイヤ」と断固拒否されました。
このご夫婦は定年後のセカンドライフ中でご主人は自分のお食事は自分で作りお茶のおもてなしもご主人が入れた紅茶でした。
奥様と意見がまとまらずなぜかお風呂のリフォームになった(笑)という事がありました。
以上の内容から整理すると「みんなが使いやすいキッチン」とは。
①アクセスがしやすい
②家族がくつろぐ場所にとても近い
③「お茶」「箸」などモノの場所がわかりやすい
④苦労しなくてもキレイに片付く
(見せたくないモノを苦労しなくても隠せる)
この④は永遠の命題なのですが間取りと広くなくても動線の良いパントリー(収納空間)の充実を目指せばそんなにお金をかけなくても、できると思います。
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